私が副業としてWebライターを始めたのは、「本業以外の収入を増やしたい」と考えたのがきっかけです。
初心者でも挑戦しやすいと聞き、最初は独学で学んでいました。でも、もっと専門的なスキルを身につけたくて、スクールに入ることにしたんです。
スクールに入れば自然と稼げるようになる、そう思っていたのですが、それは甘い考えでした。
スタートしてすぐの頃は、案件に応募しても落ち続ける日々。「このまま本当にやっていけるのか」と不安でいっぱいで、正直なところ、最初の三日でやめたくなったほどです。でも諦めずに続けたことで、少しずつ手応えを感じるようになりました。
私が挑戦した副業とは?

私が副業として挑戦しているのは、いくつかありますが、現在も継続的にやっているのが「Webライター」のお仕事です。
上の画像は受講したWEBスクール「ライキャリ」の画像。
基本的には、クラウドソーシングサイトを使っていますが、最初はなかなか案件を獲得することができませんでした。
ここでは、私がどんなやり方をしたら案件を獲得でき、安定して稼げるようになったのかをお伝えします。
ジャンルは特化した方が稼げる

※ライティングスクールの受講画面 さまざまな視点を勉強できました
Webライターを始めたばかりのころは、生活・ビジネス・美容など、ジャンルがバラバラでした。
でも、何かに特化した方が文字単価や収入もアップすると聞いて、ジャンルを「転職・キャリア系」に特化しました。
特化してからは、オウンドメディアやnoteを中心に記事を書いています。文字単価が上がったおかげで、収入も安定してきました。
報酬と作業時間
報酬は案件ごとに異なりますが、文字単価は平均で1.5〜2円です。
記事を作成する際には、リサーチとベース作りをAIで行っているため、作業時間は1日2時間ほどで済んでいます。
当初は「未経験でもすぐに稼げる」と思っていましたが、実際には地道な努力とスキルの積み重ねが必要でした。
スクールで基礎を学んでいたため、納品後の修正は少なかったものの、「案件選び」や「専門ジャンルへの特化」が大事だと痛感しました。
Webライターに挑戦してわかったこと

※動画でのライティングスクール授業風景
Webライターを始めた当初、正直なところ「文章が書ければ誰でも稼げる」と思っていました。でも、実際に取り組んでみると、思っていた以上に難しく、かなり地道なお仕事でした。
ここでは、Webライターに挑戦して良かった点や大変だった点、さらに実際の報酬や成果の実態をお伝えします。
良かった点
良かったと感じたことの一つは、文章力が目に見えて伸びたことです。情報を整理し、読みやすく伝える技術は、仕事以外の場面でも役立つと感じています。継続案件を通じて、「またお願いしたい」と言っていただけたときは、自信にもつながりました。
また、AIを使ってリサーチから構成までのベース作りを行うことで、作業効率が大きく向上しました。
今では1本あたり3000文字程度の記事であれば、2時間で9割近くを仕上げることができます。
AIで効率化することにより、短時間で記事を作成できるため時給が上がり、結果的に収入の安定にもつながっています。
私はスクールに通っていたこともあり、基礎的なライティングスキルは1ヶ月ほどの短期間で身につけることができました。
さらに私が通っていたスクールは、月2回のコーチングがあって、自分の課題を見直したり、他の受講生の体験を聞いたりもできました。
スクールというと1人でコツコツやるイメージでしたが、孤独を感じることなく続けられたのも良かった点の1つです。
大変だった点
逆に大変だったことは、最初の数ヶ月が全く稼げないことでした。
今まで100件近く応募してきましたが、なかなか受注に至りません。やっと取れた案件も1記事300円という低単価だったのです。
当初は、平日に1日4時間、休日には10時間作業しても月の収入は3,000円ほど。頑張っても報われないような感覚に、心が折れそうになったこともあります。
特に、文字単価1円以下の案件ばかりを選んでいた時期は、いくら書いても手元に残る金額はごくわずかでした。時間と労力に対する報酬が見合わず、何度も「本当に続ける意味があるのか」と悩みました。
また、スクールで基礎は学んだものの、セールスライティングやコピーライティングといった応用的な内容までは触れませんでした。案件の中には、クライアントの商品やサービスを売る文章を書くものもあり、かなり難しくて諦めてしまいました。
報酬・成果の実態
ここでは、副業で稼いだ報酬や成果の実態について紹介します。
- 初月:3,000円(週5日・1日4時間+休日長時間)
- 3ヶ月目:月5万円を達成
- 現在:月5万円を安定して継続(1日2時間程度の作業)
文字単価は1〜1.5円ほどで、内容によって変動します。継続案件が増えてからは、作業にも慣れ、時給換算では1,000〜1,500円ほどになりました。
このレベルに到達するまでに、約4ヶ月の時間がかかりましたが、地道な積み重ねが成果につながったと思います。
Webライターに向いている方と向いていない方
Webライターは、誰でも簡単に始められるため、楽なイメージを持たれることがあります。でも、実際には地道な作業が多く、向き不向きがはっきり分かれるお仕事です。
私自身の経験をもとに、どんな方に向いていて、どんな方には難しいかをまとめました。
向いている方
このお仕事に向いているのは「コツコツ型の努力家」です。派手さはなくても、毎日淡々と作業を積み重ねられる方であれば、着実に成果が出てきます。
また、文章を書くこと自体が好きな人や、自分で情報を調べてまとめるのが得意な方にも相性の良い仕事です。
向いていない方
「すぐに結果を求めてしまう」、そんな方にはあまりおすすめできません。副業で月5万円稼げるようになるまでに、私の場合は4ヶ月ほどかかりました。その間は報酬が少なく、不安になることも多かったため、短期間で大きな成果を求めてしまうと挫折しやすいです。
Webライターは、スケジュールやモチベーション管理を自分で全て行います。
そのため、自己管理が苦手な方や誰かに指示されないと動けない方も、あまりおすすめできません。
これから始める人へのアドバイス
これからWebライターを始めたいと考えている方は、いくつか事前に知っておいてほしいことがあります。私自身の経験を踏まえ、「こうしておけばよかった」と思った点をいくつかお伝えします。
スクール選びに注意しよう
スクールに通うかどうかを迷っているなら、入会前に「何が学べるのか」をよく確認しておくことが大切です。
私が通っていたスクールでは、ライティングの基礎や簡単なSEOの知識は身につけられました。でも、セールスライティングやコピーライティングといった応用的な部分まではカバーされていませんでした。
副業で収入を増やしていきたいなら、この2つのスキルも重要になるため、スクール選びには注意しましょう。

※コチラはWEBライティングスクールでの実際のやり取り。基礎を学ぶことはできましたがそれ以上はやはり実践が必要です。
継続しやすい案件を選ぼう
始めたての頃は「とにかく数をこなす」ことが大切だと思い、単価の低い仕事ばかり受けていましたが、それでは疲弊してしまいます。
初心者でも応募しやすく、内容に興味を持てるジャンルから始めるのが、継続のコツです。
AIで作業を効率化しよう
私はAIツールを活用することで、リサーチや構成の時間を大幅に短縮できました。特にChatGPTのような生成AIは、記事のたたき台をつくる際にとても便利です。
ただし、AIは間違った情報を平気で提示してくるため、最後は必ず自分の言葉で仕上げることを忘れないようにしましょう。

※コチラは実際に使っているライティング用GPT。GPTsを使って自分用にカスタムしてあります。
少しずつ経験を積もう
これからWebライターを始める人に一番伝えたいのは、「思い通りにいかなくても、焦らず続けること」が大切だということです。
少しずつ経験を積み、工夫を重ねれば、必ず報酬やスキルに反映されていきます。
まとめ
Webライティングは、始めるのに特別な資格がいらず、パソコンとネット環境さえあればすぐに始められる副業です。ただし、実際に継続して稼げるようになるまでは、思った以上に時間と努力が必要となります。
私自身、最初は結果が出ず、諦めかけていた時期もありました。でも、コツコツと積み重ねたことで「月5万円」を安定して稼げるようになったので、「ここまでやってきてよかった」と思います。
現在は、ライティングにとどまらず、SNS運用やAIの学習にも取り組んでいます。
「副業に挑戦したいけど迷っている」、そんな方には、まず「小さく始めて続けること」をおすすめします。


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