せどりは専門知識がないなら危険!偽物掴んで大損した話

アニメグッズせどりに失敗する人 未分類

一昔前の副業といえば「せどり」が人気で

  • ホビー
  • CD

などいろいろな種類が専門書などで紹介されていました。

「誰でも簡単!」「すぐできる!」など魅力的な紹介文と一緒に。

 

しかし、気を付けないとせどりで大損することもあります。

今回はその中の1つ、「アニメグッズ」の偽物を掴まされた話を紹介します。

アニメグッズせどりの基本的な流れ

アニメグッズのせどりの流れ説明イラスト

アニメグッズをせどりする一連の流れは、まずオークファンというサイトで、比較的高額で取引されているアニメグッズを探します。

買うときも売るときもオークファン - Yahoo!オークション(旧ヤフオク!)や通販サイトの価格データで適切な相場を検索
Yahoo!オークション(旧ヤフオク!)・楽天・amazonそれぞれのオークションやショッピングの商品を比較・検討できる「オークファン」。過去10年間のオークション落札価格・情報を網羅。カンタン出品・...
  • アクリルスタンド
  • ポスター
  • フィギュア
  • 衣料

など探すとたくさん見つかります。

「今出品されている金額」ではなく、実際に売買の取り引きがあった商品です。

 

手ごろな商品が見つかったら、その商品が大体いくらぐらいで取引されているかある程度の平均を計算します。

 

そして、今度は同じ商品が同一のオークションや他のフリマサイトで売られていないか調べます。

もし、平均の金額より大幅に安く売っている商品があれば購入。

それを、高い売買履歴のあるフリマサイトなどで販売する。

 

これがグッズせどりの大まかな流れです。

 

サイトの利用手数料や送料なども考慮して安い商品を探すのがポイントです。

 

※利益目的で一度個人に渡った商品を継続的に仕入れをする場合、古物商許可の申請が必要になりますので注意してくださいね。

 

私の場合、もともと自分のために買ったアニメグッズでしたが、使う機会もなくそのままタンスの肥やしになりそうだったので売って処分することにしました。

狙うのは人気が高く”限定品”

アニメグッツの限定品

グッズせどりで成功率を高めたいのであれば、とにかく世間的に人気の作品を探すこと。

そしてできるかぎり”限定品”を探しましょう。

 

限定品は一定期間しか販売しないので、コレクターに人気です。

  • 同時期に買うチャンスがなかった
  • 販売時期はまだその作品を好きではなかった

などなど集めたい理由がたくさんあります。

 

私の場合も人気のアニメで限定パソコン用品でした。

「正規品」でも要注意

アニメグッズは多くの商品が世に出ています。

しかし、キャラクターの商品は複製しやすいものが多く、人気が高ければ高いほど偽物もたくさんあります。

 

多少は知識があったので警戒しつつも、オークションサイトで商品を1つ購入。

  • ネットに出ている正規品とも見比べて「同じだな」とも確認
  • 商品説明にも「正規品」といった内容が書かれていた
  • 「正規品証明書」も添付

これだけしっかり確認したうえで購入した結果、それでも「偽物」でした。

 

  • ネットの画像で見る限りデザインは全く同じだが、現物を手に取ってみて目の前で見ると印字が少し擦れている。
  • 正規品を証明する紙が同封されているが、それ自体がニセモノ

よくできた贋作(がんさく)だったので、オークションの取り引き画面では判断できなかったのです。

販売後に偽物が発覚

アニメグッズがニセモノだったシーン

私は手に入れていたアニメグッズが、自分が購入した金額よりも高い値段で売買されているのを知り、売ることにしました。

取引後は「買った金額より高く売れた」と喜びましたがそれもつかの間。

 

他の方に販売後、その方がリサイクルショップに持っていき売ろうとしたところ偽物と発覚したそうです。

 

オークションサイトの問い合わせから連絡があり、商品代金を返金、そして返品(送料もこちら負担)ということで話しがまとまりました。

 

偽物と分かった以上、そのアニメグッズに何の価値もないのでゴミとして捨てました。

 

  • 商品の購入代
  • オークションの手数料
  • 往復の送料

含めて1商品で1万5千円以上の損失に。

最初で最後のアニメグッズせどりでした。

元の販売者はとぼける

私は商品を「正規品」と書かれていて、さらに正規品証明書もあったので購入しました。

ということは、私自身も購入した相手に「正規品ではない」を理由に商品の返金をお願いできるはずです。

 

しかし購入者に対して連絡をしたところ

「いえ、正規品です」の一点張り。

 

私がいくら「偽物と鑑定されました」と伝えても、「いえ本物です」と言い張って聞かず、平行線のまま音信不通に。

 

仲介役であるオークションサイトにも連絡しましたが、すでに取引が終わっている商品なので「販売者と購入者の間でやり取りしてください」と取り合ってもらえず未解決のまま終わりました。

 

確かに、その販売者が「本物」と言い張った場合、

  • 私が偽物にすり替えた
  • 私が販売した相手が鑑定前に偽物にすり替え、返品時に偽物を返した

このような主張ができることになります。

 

もちろん私はそんなことしないので、私が購入した人、販売した人どちらがウソを言っているというのが証明できないのです。

 

ニセモノを私に販売した人に悪意があったかどうかは知りませんが、世の中には悪意のある販売者もいることをこの時知りました。

今回の失敗から学んだこと

私が最初で最後のアニメグッズせどりの失敗から学んだことは、曖昧な知識の状態でグッズを手に入れれるべきではなかったということです。

 

私が騙されたのは、精巧にできた偽物です。

 

でももしこの「よくできた偽物」も、ネットの画像で判断できたり、購入前の販売者とのやり取りで見極める能力があったのであれば高く売れて終わりでした。

 

アニメグッズだけではありませんが、せどりをする際みなさまにお伝えしたいのは

  • 人気が高く知名度があるのものにはニセモノが存在する
  • 商品を仕入れる際は、「ニセモノ」がある前提で知識を勉強しておく
  • 専門的な知識がない、あるいは自身がないものにはそもそも手を出さない

ということです。

 

トラブルが発生してしまうと余計な時間を取られたり、大損してしまう可能性が高くなるので本当に気を付けてくださいね。

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